皆さん。こんにちわ。MORIONEWORLD富山プレスのマーレです。
今回も、【COOLBIZ】コーデのポイントについてご紹介していきたいと思います。
【Chapter4:ホワイト・ブラック・グレーの取説】
まずはChapter1、2と同じコチラのコーディネートをご覧ください。
前回は、ジャケットを含めたトップスの配色にフォーカスしてご紹介しました。それでは、前回に引き続き色相環に登場してもらいましょう。
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この色相環にホワイト・ブラック・グレーは入っていませんよね?
ホワイト・ブラック・グレーは、色味を持たず明るさだけの要素を持つ、【無彩色】という特殊な存在で、上記の様な色相からは独立しています。
特定の色相に依存しないため、どんな色にも合わせる事が可能なジョーカー的存在ですが、インパクトやイメージが極端な存在のため、コーディネートに使用する際には注意が必要です。
これも、このコーディネートに限らず、様々なコーディネートに共通する事項です。
こちらのコーディネートをご覧ください。
- ジャケット:ミディアムグレー
- タイ:シルバー
- パンツ:ブラック
- シューズ:ブラック
という配色となります。印象としては、かなり暗い印象になりますよね。モノトーンを好んでコーディネートに使われる方もいらっしゃいますが、あくまでバランスが大事です。多用すると、時に暗かったり、ぼんやりとした印象を生んでしまう事がありますので、ご注意下さい。
次は、コチラをご覧ください。
コチラは、少し特殊なコーディネートになりますが、
- ジャケット:ネイビー
- シャツ:ブルー
- タイ:グリーン
- パンツ:ライトブルー
- シューズ:ブラック
という配色になります。ジャケットからパンツまではChapter2で学んだ、親戚や友人同士の組合せになりますので、違和感はないかと思いますが、靴だけが異常に重いというか、だいぶ違和感が出てしまっていますね。
前述しましたが、白や黒は大変強い存在のため、上手に取り入れてあげないと、全体のコーディネートを崩してしまう事がありますので、ご注意下さい。
ホワイト・ブラック・グレーはバランス見ながら、他の色相と上手に調和させてあげるのが、コーディネートのポイントです。
それでは、Chater3のまとめです。
① ホワイト・ブラック・グレーは【無彩色】と呼ばれる、特定の色相に依存しないジョーカー的存在。
② 多様しすぎると、全体の印象が極端に暗くなったり、明るくなったり、全体のコーディネートが壊れたりするので、バランス良く使う事がポイント。
それでは、今回はここまでとなります。次回は素材によるイメージの違いやポイントについて、ご紹介させていただきます。それでは、またお会いしましょう。