皆さん。こんにちわ。MORIONEWORLD富山プレスのマーレです。
今回も、【COOLBIZ】コーデのポイントついてご紹介していきたいと思います。
【Chapter6:ノージャケットスタイルについて】
Chapter5までは、オンジャケットスタイルでのCOOLBIZコーディネートポイントをご紹介してきましたが、昨今で一般的なスタイルは、やはりノージャケットスタイルかと思います。
基本的なポイントは、オンジャケットスタイルと変わりませんが、ノージャケットスタイル独特のポイントもありますので、幾つかご紹介していきたいと思います。
先ずは、コチラの画像をご覧ください。
このコーディネートは、
シャツ:ホワイトピンドットシャツ【レギュラーカラー】
タイ:無し
パンツ:ネイビー
シューズ:ブラック
という組み合わせとなります。
一般的な、COOLBIZの配色という感じですよね。Chapter1のおさらいでいくと、ボトムの色が濃い方が落ち着いた印象になり、ボトムの色が薄いと軽い印象になるとお話ししました。最初のコーディネートは前者という事になりますね。
ちょっと、上下を反転してみます。
あれれ??何か、軽い印象というか、ちょっと近寄り難い印象になってしまいましたね(笑)。この配色では、一般的なビジネスシーンでは難しいかもしれません。これが、ノージャケットコーデで気をつけたいポイント1です。
ノージャケットコーデでは、トップスに濃い色を配色する場合、オンジャケット時と比べ、濃い色が占める面積が大きいため、配色と上下コントラストの度合いによってはキツイ印象になり、ビジネスシーンにそぐわない可能性があります。
それでは、トップスの色をちょっと薄めにしてみましょう。
うーん。先ほどよりはだいぶ落ち着いた印象になりましたね。
こちらは、
シャツ:サックスピンドットシャツ【レギュラーカラー】
タイ:無し
パンツ:ライトグレー
シューズ:ブラック
というコーディネートとなります。
Chapter1でご紹介した【上下のコントラストはハッキリつける】という法則からは外れますが、ベルトがセパレートカラーの役割を果たしてくれるため、確かにややぼんやりした印象はあるものの、そこまで違和感はありません。
それでは、続いてもう1パターン見てみましょう。
コーディネート③よりシャツの色を濃い目にしてみましたが、コチラもビジネスシーンで問題無さそうですね。
こちらは、
シャツ:ブルーストライプクレリックシャツ【レギュラーカラー】
タイ:無し
パンツ:ミディアムグレー
シューズ:ブラック
というコーディネートとなります。
シャツの色は濃い目ですが、コーディネート②の様に、無地ではなく、ストライプ上の色として加えており、かつクレリック(衿と袖の部分が白いシャツ)である事から、コーディネート②に比べだいぶ印象が緩和されていますね。また、パンツもライトグレーから、ミディアムグレーにやや濃くした事で落ち着きも増しています。
最後にもう1コーディネート見てみましょう。
うーん・・・。とてもボンヤリですね(笑)。
こちらのコーディネートは、コーディネート③のシャツの色をホワイトに変えただけですが、コーディネート③に比べて、だいぶ無味乾燥になってしまいましたね。
Chapter4でご紹介した通り、モノトーンの多用には注意が必要です。特にノージャケットスタイルの場合、パーツ毎の面積が大きいため、より一層ボンヤリとした印象になってしまいます。
ノージャケットスタイルの際は、トップス、ボトムスいずれか、または両方に適宜色を配置してあげると良いかと思います。
それでは、Chapter6のまとめです。
① オンジャケットスタイルと違い、配色やコントラストによってビジネスにそぐわない場合がある。
②シャツに濃い色を使いたい時は、柄やデザインなどで色の面積を減らしてあげる。
③上下何れか、または両方に適宜色を入れてあげる。
それでは、今回はここまでとなります。次回も引き続きCOOLBIZのノージャケットスタイルについて、ご紹介したいと思います。それでは、またお会いしましょう。